生産設備や実験設備に利用される流量計
流量計とは、液体や気体といった流体が、単位時間当たりにどれだけの量流れているかを測定する機械です。企業や大学の実験設備や工場の生産設備など様々な場所、分野で広く使われています。流量計を使用する際には、測定対象となる流体や必要となる精度、計測した結果をどのように利用するかによって、最適なものを選ぶ必要があります。
流量計には、流量を測定する方法によっていくつかの種類があります。このうち、超音波を用いたものは、機械的可動部がないために構造をシンプルにでき、耐久性に優れます。また、機械的に流量を測定する場合、ある程度の大きい容積を持つ構造が必要となりますが、超音波式ではその必要がなく、軽量化や小型化が可能となります。